湖の国講座「奥永源寺の風土を探る」
2014.09.17
9月15日(月祝)、東近江市地域おこし協力隊の前川くんのアテンドで木地師のルーツを学び、奥永源寺の現場を聞く旅に行った参りました。
筒井神社境内に一見普通の民家風の建物が木地師資料館。ろくろを使った全国の伝統ある木地製品をはじめ、木地師の伝統や文化を今に伝えている氏子狩帳や往来手形などの古文書類の数々が展示されています。
惟喬親王は法華経の巻物の紐を引くと、巻物の軸が回転するのを見て轆轤(ろくろ)を考案発明したと伝えられている。轆轤を使い、木材を原料とし、こま、椀、盆、こけしなど回転対称軸(正しい表現かどうかは分からない)を持つ物を作る人を「木地師」というが、以来、この地が良質の木材の産出することも相まって「木地師発祥の地」と言われるようになった。
惟喬親王は日本木地師の元祖とされ、この地から多くの木地師が日本全国に散らばっていったという。全国各地の木地師縁の家の多くは、今も君ヶ畑を本籍地としている。
木地師・小椋昭二さんの工房にて木地ろくろ体験をさせていただく。
東近江市の花「むらさき」
東近江地域おこし協力隊の前川さんが育てられていて、綺麗な紫色の袱紗を染められています。
こんな近くに住んでいながらも、知らないことがたくさん!!!
まだまだ滋賀には良いところがありそうです。
参加していただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。